2016年03月04日
イタリアの奇景!世界遺産にも登録されている洞窟住居マテーラ
イタリアにこんな景色があるなんて!
峡谷に密集してへばりつく住居群はまさしく「洞窟住居」の名の通り。もともと岩山を掘って洞窟に住んでいる人が多かったのですが、どんどん建物を建て増しして、城塞都市のような町ができたのです。


ただし、20世紀頃になると貧しいこの町はスラムと化し「イタリアの恥」とも言われるほど荒廃しました。政府は住民を強制退去させ、廃墟となってしまいましたが、文化的景観として貴重であることから、1993年に世界遺産に登録。今では洞窟住居を利用したホテルやレストランなどもでき、暮らしている人たちもいるそうです。
洞窟住居群を見ながら、迷路のような町を散歩してみるととても楽しいと思います。南の都市、バーリから列車で約1時間半の場所です。

