-おまかせ両替
「おまかせ両替」とは
マネパカードは1枚で6つの通貨をチャージしてご利用いただけるプリペイドカードです。
ご利用の前には現地通貨への両替とチャージが必要ですが、新機能の「おまかせ両替」を使えば日本円だけのチャージでOK!(※1)
「おまかせ両替」機能をONにしておくと、チャージ済みの通貨から使いたい通貨に自動で両替(※2)して利用できるので、ヨーロッパ周遊旅行など複数の通貨が必要になるご旅行でも、両替を行う必要がありません。
「おまかせ両替」を利用すれば、世界中のどこの国でも(※3)、マネパカードをご利用いただけます。
- ※1 各通貨の「利用可能残高(チャージ済)」+「おまかせ両替可能額」の範囲でカードをご利用いただけます。
- ※2 両替はカードを利用した翌営業日朝7時半から順次実施されます。
- ※3 世界210以上の国と地域、MasterCard加盟店において、マネパカードにチャージできない通貨でもご利用いただけます。日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル以外の通貨を利用された場合は、MasterCard規定の両替レートにて米ドルで決済されます。この時、利用金額の3%がクロスボーダー手数料として徴収されます。
※「おまかせ両替」機能は、会員専用サイトの設定画面からON/OFFを変更できます。
※「おまかせ両替」がONの時はペイバック機能をご利用いただけません。


※「おまかせ両替」に使用する通貨の優先順位はお客様で設定いただけます。
「おまかせ両替」の使い方
「おまかせ両替」は、設定画面からいつでも(※)ON/OFFを切り替えることができます。
※「おまかせ両替」によりマイナスの利用可能残高(チャージ済)が発生している場合は、マイナス残高を解消するまで機能をOFFにできません。
①おまかせ両替をONにする

おまかせ両替の設定状態は、会員専用サイト上部のお名前部分に表示されています。
「おまかせ両替:OFF(あるいはON)」を選択すると、おまかせ両替設定画面に移動します。
※お客様情報/各種設定 > おまかせ両替設定からも設定画面へ移動できます。
※2019年4月1日以降に口座開設が完了したお客様は、初期設定がONになっています。口座開設日は、口座開設通知書をご確認ください。


おまかせ両替がOFFの場合は、「おまかせ両替設定を変更する」を選択してください。
ON/OFFのボタンが表示されますので、ONを選択します。
両替順序を使用したい通貨の順番に変更し、「おまかせ両替設定を変更」ボタンを選択するとおまかせ両替機能がONになります。
両替順序について
おまかせ両替に使用する通貨の優先順位は自由に設定可能です。
例えば余った外貨を優先的に使いたい場合は、日本円の両替順序が最後に来るよう並び順を変更してください。
②カード利用可能額を確認する


「カード利用可能額」は各通貨ごとにショッピングやATM引出にご利用いただける金額です。
「おまかせ両替」をONにすると、「利用可能残高(チャージ済)」と「おまかせ両替可能額」を足した金額が「カード利用可能額」になります。
「おまかせ両替可能額」とは
カードにチャージされた各通貨の残高を一定の割合(掛目)を乗じて算出した金額を「おまかせ両替可能額」と呼びます。
おまかせ両替の自動両替は翌営業日朝に順次行われるため、お買い物のタイミングから翌営業日までに両替レートが変動していても、お客様のカード利用可能額がマイナスにならないよう※、実際の残高より少なめの金額を表示しています。
両替レートが高くなっているわけではありませんので、ご安心ください。
※米国大統領選等大きなイベントや戦争、災害等の有事の際は、為替レートが急激に変動するおそれがあるためカード利用可能額が少なくなるよう掛目を調整しますが、状況によりカード利用可能額がマイナスになる可能性があります。

現在のカード利用可能額は、会員専用サイトのカード利用可能額パネル(下図)に表示されます。
おまかせ両替例 [チャージ:日本円のみ、利用:米ドル ] の場合
日本円30,000円をチャージし、両替せずにそのまま米ドルでカードを利用する場合の計算です。
※計算をわかりやすくするため、利用当日/清算日(翌営業日)ともに1米ドル100円、掛目85%で計算しています。
①日本円30,000円をチャージします。

おまかせ両替をONにしているので、 チャージした日本円30,000円が「255.00米ドル(※)」として「おまかせ両替可能額」に表示されました。
カード利用可能額は、利用可能残高(チャージ済)0.00米ドル+おまかせ両替可能額 255.00米ドルで合計255.00米ドルになります。
※30,000円の掛目85%にあたる25,500円を、1ドル100円のレートで計算。
②100米ドル利用しました。

米ドルの利用可能残高(チャージ済)が 0.00のため、使用した100米ドルはマイナス100.00米ドルとして表示されます。
この時点で日本円の利用可能残高 (チャージ済)は30,000円のままであるため、おまかせ両替可能額に変動はありません。
利用可能残高(チャージ済)の-100.00米ドルと、おまかせ両替可能額の255.00米ドルを合計した155.00米ドルがカード利用可能額として表示されます。
③翌営業日になり、マイナス分を清算する自動両替が行われました。

-100.00米ドルを清算するために日本円10,000円が使用されます。
利用可能残高(チャージ済)は0.00米ドルに戻り、残った日本円20,000円分が「170.00米ドル(※)」として、あらためて「おまかせ両替可能額」に表示されます。
※20,000円の掛目85%にあたる17,000円を、1ドル100円のレートで計算。
おまかせ両替例 [チャージ:日本円と米ドル、利用:米ドル ] の場合
すでに30.00米ドルチャージされている状態のカードに、追加で日本円30,000円をチャージし、両替せずに米ドルでカードを利用する場合の計算です。
※計算をわかりやすくするため、利用当日/清算日(翌営業日)ともに1米ドル100円、掛目85%で計算しています。
①30,000円をチャージしました。

チャージした日本円30,000円が、「255.00米ドル(※)」として「おまかせ両替可能額」に表示されました。
カード利用可能額は、すでにチャージされていた米ドル30.00米ドル+おまかせ両替可能額255.00米ドルで合計285.00米ドルになります。
※30,000円の掛目85%にあたる25,500円を、1ドル100円のレートで換算。
②100米ドル利用しました。

米ドルの利用可能残高(チャージ済)は、もともとチャージしていた30.00米ドルから使用した100米ドルを引いた、マイナス70.00米ドルになります。
この時点で日本円の利用可能残高 (チャージ済)は30,000円のままであるため、おまかせ両替可能額に変動はありません。
利用可能残高(チャージ済)の-70.00米ドルと、おまかせ両替可能額の255.00米ドルを合計した185.00米ドルがカード利用可能額として表示されます。
③ 翌営業日になり、マイナス分を清算する自動両替が行われました。

-70.00米ドルを清算するために日本円7,000円が使用されます。
利用可能残高(チャージ済)は0.00米ドルに戻り、残った日本円23,000円分が「195.50米ドル(※)」として、あらためて「おまかせ両替可能額」に表示されます。
※23,000円の掛目85%にあたる19,550円を、1ドル100円のレートで換算。
おまかせ両替例 [チャージ:日本円とユーロ、利用:米ドル ] の場合
日本円5,000円と100.00ユーロをチャージし、両替せずに米ドルでカードを利用する場合の計算です。
※両替順序の優先順位は日本円>ユーロの設定です。
※計算をわかりやすくするため、利用当日/清算日(翌営業日)ともに1米ドル100円、1ユーロ125円、掛目85%で計算しています。
①5,000円と100ユーロをチャージしました。

まず、日本円5,000円は「42.50米ドル(※1)」として、100.00ユーロは「106.25米ドル(※2)」として計算され、二つを合計した148.75米ドルが「おまかせ両替可能額」として表示されます。
米ドルはチャージされていないため、カード利用可能額はおまかせ両替可能額のみの148.75米ドルです。
※1 5,000円の掛目85%にあたる4,250円を、1ドル100円のレートで換算。
※2 100.00ユーロの掛目85%にあたる85ユーロを、まず日本円に換算(85.00ユーロ×1ユーロ 125円=10,625円)し、あらためて米ドルに換算 (10,625円÷1ドル100円=106.25米ドル)。
②100米ドル利用しました。

米ドルの利用可能残高(チャージ済)はマイナス100.00米ドルになります。
この時点では日本円とユーロの利用可能残高(チャージ済)は変動していないため、おまかせ両替可能額は148.75米ドルのままです。
利用可能残高(チャージ済)の-100.00米ドルと、おまかせ両替可能額の148.75米ドルを合計した48.75米ドルがカード利用可能額として表示されます。
③翌営業日になり、マイナス分を清算する自動両替が行われました。

-100.00米ドルを清算するために、まず日本円5,000円を使って-50.00米ドル解消します。
次に、残りのマイナス分-50.00米ドルを40.00ユーロ (※1)で清算します。
米ドルのマイナス額は解消され、利用可能残高 (チャージ済)に残った60.00ユーロが「63.75米ドル(※2)」として、「おまかせ両替可能額」に表示されます。
※1 外貨を外貨に直接両替することはできないため、一度日本円に両替してから改めて外貨に両替します。
まず米ドルのマイナス額50.00米ドルを日本円に換算(50.00米ドル×1ドル100円 =5,000円)し、5,000円分のユーロ(5,000円÷1ユーロ125円=40.00ユーロ)を清算に使用します。
※2 60ユーロの掛目85%にあたる51ユーロを、まず日本円に換算(51ユーロ×1ユーロ125円 =6,375円)し、あらためて米ドルに換算(6,375円÷1ドル100円=63.75米ドル)。
※この計算では簡略化するために日本円への両替レートと外貨への両替レートを同一にしていますが、実際には日本円から外貨への両替レートと外貨から日本円への両替レートは異なります。